薪ストーブの煙突の実態
エンドユーザー様や工務店様から受注するためには『いかに安くするか』という事が重要になる場合があります。
そういった、【安さ第一】や、ストーブの事を調べないでお店の雰囲気だけで選んでしまう、所謂【情弱】であるお客様の場合、煙突に安い部材を使う事でストーブの設置に関わる”総額”を安く見せることが出来る訳です。
ストーブ本体の金額は公表されているので、”総額”を安くするためのしわ寄せが【煙突】にいく訳ですね。
一般的に煙突部材にはメーカー名が記載されていません。(梱包材には記載されていますが)そのため、ストーブ初心者はどの性能レベルの煙突を使用しているか把握できません。
つまり、見積もり提示時に「当店はこんな高性能な煙突を使用しま~す。」とか「高性能な煙突がこんなに安くなりま~す。」と言われても、ストーブが設置された時点では、一般ユーザーにはどの性能レベルの煙突がついているか判断出来ないのが実情なのです。
薪ストーブの煙突は建物の躯体に絡んでくるものなので、煙突がダメになったからからといって簡単に交換出来るモノではありません。普段の生活が制限されるような工事が発生する訳です。
しかし、【安さ第一】や【情弱】の人たちは”総額”や”ストーブが設置される”といった所だけを見てしまうので、薪ストーブに一番需要といっても過言ではない煙突性能の違いを見落としてしまうのです。
もちろん、性能の低い煙突が即事故が起こる訳ではありませんし、煙突性能の違いがあるという事を把握された中で【安さ第一】という事なら結構なのですが、煤の付着量や煙道火災が起こった場合の危険性まで告知されているのか甚だ疑問です。
当店が使用する薪ストーブ煙突についてはこちらを参照ください。
ですので、これから薪ストーブを導入しようと考えている方は一度『どんな性能の煙突を使用しますか?』と販売店さんに質問してみることをおすすめします。
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