2019年11月16日土曜日

薪は買うもので

先日既存のお客様とお話ししていた中で、ペレットストーブが置いてある反対側のお部屋のリフォーム予定があるとの事だったので、「リフォームついでに薪ストーブを導入したらどうですか?」と冗談半分で言ってみました。

しかし、薪ストーブの導入でネックになってくるのが薪作りと薪の確保。

薪ストーブ検討者のほとんどが薪をどうするかという事で躊躇するといっても過言ではありません。

そのお客様も同様に 薪ストーブ=自分で薪を作る というイメージの様でしたが、薪ストーブユーザーの増加に伴い、薪だけを作っている【薪屋さん】も増えているので、薪ストーブ=自分で薪をつくる から 薪ストーブ=薪を買う ということも考えもありますよとお話ししました。

もちろん自分で作るよりも買う方が単価は高くなるのですが、原木の確保や薪の乾燥に伴う薪の移動の必要はありませんし、冬の間は玄関先に小さめの薪ラックを置くことで薪屋さんが納品してくれるのです。

そうして、多くの方が薪屋さんから薪を買うようになることで、機械の大型化や自動化のための設備投資が出来き、より省力化やコスト削減・森林の利活用につながる訳です。


ですので、日本も早く 薪ストーブ=自分で薪を作る というイメージから 薪ストーブ=薪を買う というイメージになってほしいな~と思います。


2019年11月15日金曜日

今日の北アルプス 11月15日

松本はだいぶ冷え込んできましたね。

スキーシーズンもすぐそこ。

ここ1週間くらいで北アルプスの山々にも雪が被ってきました。


11月6日の北アルプス


本日の北アルプス


先週のエアコン暖房を経験してから体調が優れないのですが、薪ストーブ・ペレットストーブで回復していきたいと思います。


2019年11月11日月曜日

エアコン暖房を体感してみて改めて考えてみた・・・。

前回投稿しました、私にとって衝撃的なエアコンの不快な”乾燥”ですが、改めて冷静に考えてみた。


高気密化された現在の住宅において、住宅メーカーは『エアコンで十分ですよ』というセールストークが一般的になりました。

寒冷地での性能が向上したことも有り、夏冬兼用できる空調機器としてのエアコンが新築物件では一般的になってきたのです。


そんな中、ここ十数年普通に山の恵みである【木】を燃料した木質燃料暖房を使っているという事は原始的でもあるが、大変贅沢な事だと気が付きました。


灰掃除や燃料の投入など手間のかかることは多々ありますが、この気持ちがよい輻射熱の暖かさは寒さの厳しい信州ではもう手放すことが出来ないものである訳です。

皆さんも信州の【冬の贅沢】しませんか?

2019年11月10日日曜日

ストーブとエアコンの乾燥の違い

ここ数日で今シーズンペレットストーブを導入された二人のお客様から
①「色々加湿の工夫しても(部屋の)湿度が30%を超えない」という事と、
②母屋では床暖とエアコンを併用しているが皮膚が乾燥する(ストーブはサンルームに設置)
というお話しをお聞きしました。

私自身10年以上薪ストーブ・ペレットストーブユーザーをしていますが、異常に喉が渇くや皮膚の乾燥となどといったことは殆どありません。

今回【乾燥・湿度】というキーワードを聞いたので、ストーブとエココンの違いを実験をしてみようと思った訳です。


実験といっても計測機械は使わず体感での実験でご勘弁を。
いつも使っているペレットストーブとエアコンとの乾燥度合いは歴然で、圧倒的にエアコンの方が喉が渇く結果になりました。

兎に角、エアコンからの風はペレットストーブの送風とは比べ物にならない程に不快。😂
喉が渇いて渇いてしょうがない。


エアコンを使用している方には申し訳ありませんが、冬が来るたびにこんな生活は出来ないし、よくこんな乾燥の中で生活が出来るな~という思いになりました。(だから加湿器が売れる訳ですね)

この乾燥度合いの違いですが、よく言われるのは同じ温度でもエアコンよりストーブではストーブの方が暖かいということ。
やはりストーブからの輻射熱の暖かさで、室温をエアコンよりも低く設定できるという事が関係しているのかも知れません。

1年中使えるという意味で、エアコンはコスパのいい暖房かもしれませんが、自宅でリラックスしたい時間にエアコンは考えられない。

少しくらいコストがかかってもオイルヒーターやホットカーペットにコタツ、給油の手間がかかる石油ストーブの方が不快感は大幅に少ないし、日本人のライフスタイルにも根差していますよね。

とは言え、最近はやりの広いLDKの場合だと、オイルヒーターや石油ストーブでは容量不足になることも考えられるので、その場合はペレットストーブや薪ストーブが一番の暖房になる訳です。


2019年11月8日金曜日

古民家再生計画その後②

今回の古民家再生計画の重要な点が寒さの解消です。

昨冬は古民家ならではの寒さの中で打ち合わせをしていたので、『これが古民家の寒さか~』と感じたものです。

壁などは土壁になっているため、壁からの寒さというよりも、床下からの寒さが厳しく非常に堪えるのです。


2階は既存壁と天井が半分くらい解体が進んでる状況。





個人的には、輻射熱を発する薪ストーブ・ペレットストーブと土壁との相性は最高と思っていて、蓄熱性の良い土壁が輻射熱で暖かくなり、最高に気持ちのよい空間を作れるのです。



この現場でも当店おすすめの全館暖房を採用しております。


熱は上に行くため、横方向に広い空間ではストーブから離れた場所は暖まりません。

その為、ダクトで温風を寒い場所に持っていくことでコールドスポットをなくしていくのです。

ストーブは当店でも初めての機種になりますので、どの様な仕上がりになるかご期待下さいませ。

2019年11月6日水曜日

ペレット燃料のよくある誤解

【ホワイトペレットと全木ペレット、どちらがいいか?】


お客様とペレット燃料の話しをしている中で多いと感じるのが、ホワイトペレットの方が品質が上と思っている方が非常に多いという事です。

確かにネット上の情報では、ホワイトペレットが品質が良くて、全木ペレットが品質が下と書かれている場合が多いのですが、現在の日本のペレット事情はそうではありません。

実は、品質の良い全木ペレットは品質の悪いホワイトペレットよりも良く燃えるというのはペレットストーブ業界では常識。
それはいったいどういった事なのか?今回は解説いたします。💨

ペレット燃料についての別のブログはこちらから



【欧州のペレット事情】


欧州では、ペレット燃料のしっかりとした品質基準があります。
ペレットストーブに使える高品質なペレットと、ペレットボイラーなどに使う比較的の低レベルのペレットです。
(私はまだ確認していませんが、欧州のペレットボイラー用ペレットは日本最高レベルのペレットよりも上との評価があります。)


【日本のペレット事情】


では、我が国日本ではどうかというと、ペレットの品質規格そのものは有るのですが、多くのペレット工場ではその認証を取得していないが実情。

というのも、認証を取る費用が掛かるということと、均一化した品質のものをつくるという2点が難しくしているのです。


一つ目の認証を取るという点では、日本のペレット燃料の生産・出荷数量が欧州程多くなく、どちらかというと大きい工場よりも小さい工場が乱立していて、結果一工場当たりの生産数量は少なくなり、結果認証を取るという所までとても予算が回せないのです。


二つ目の品質の均一化という点ですが、これも工場の生産規模という点に関わってくるのですが、需要が少なければそれなりの生産規模になる訳です。
生産規模が小さくなれば当然それに投資できる予算も小さくなり、生産する設備も高性能な設備は導入できないとなり、結果的に品質のバラつきが生じでしまう訳です。


そういった日本特有の事情もあり、ストーブ製造業者側はきれいに燃焼しないのはペレット燃料の問題、ペレット燃料製造者側はストーブの問題、と堂々巡りを続けているのです。


【どの様なペレットがいいのか?】


今回の題に戻すとこうなる訳です。
『生産規模が小さくキチンと品質管理がされていない工場で生産された全木ペレットは、ある程度の生産規模があり、キチンと品質管理がされている工場で生産されたホワイトペレットの方が品質がよい』となるのです。

もちろん、全国のペレット工場を見て回った訳では無いので、生産規模が小さくても品質管理が徹底されている工場もあるかと思いますが、一般的には少量生産より大量生産できる工場の方が設備や品質管理の面で有利になるのです。


【今後のペレット方向性】


では、今後どのような展開をすることでペレット燃料の品質のバラつきが抑制し、均一化されるのかという事ですが、

①エネルギーを所管する経済産業省が、国産国消できるペレットストーブ・ペレット燃料は冬季の主要暖房の一つと認定して、普及を全国的に推進する。

②製材所をある程度集約化することで、製材時に発生するペレットの原料である【おが屑】の集約化も出来ます。それによる今よりも大量生産が出来るようになる訳です。
(法的に一定の製材量からペレット生産をしないといけないという法規制も必要かと・・・)


【まとめ】


薪ストーブは近隣への排煙の問題や薪の確保という点がネックとなり、趣味の世界から脱することが出来ずに普及が進まない現実があります。

ペレット燃料の場合は品質の均一化という問題を早めに解消していかないと、普及が遅れるという事態になりかねないのではないかと危惧するここ最近でした。



2019年11月5日火曜日

今朝は冷えました。

皆様、おはようございます。

いや~今朝は冷え込みました。

松本市にある我家の玄関先は7時半の段階で5℃。

散歩で北アルプスを見に行くと、すっかり初冬のような朝空が広がっていました。