2018年10月18日木曜日

長野県の寒さをなめてはいけません。

長野県に比べ、比較的暖かい地域からの移住や別荘の購入をする方の中では、暖房に費用を掛けたくない、若しくは費用を掛けなくても問題無いと思っている方がいるようです。

関東や東海・近畿地方の冬でも比較的暖かい地域では、実際に石油ファンヒーターがあれば寒さは凌げますが、長野県の場合はとてもそんな寒さではないのです。

ましてや標高の高い中古の別荘を購入する場合、築年数が古いと断熱性能が極端に落ちるため、9月10月程度の寒さでも石油ファンヒーターでは対応不可能です。


真冬に過ごそうという事など耐寒訓練そのもので、お風呂にもまともに入れる寒さではありません。


トータルの費用を少なくしたいという気持ちはわかるのですが、最低でも50万円の暖房設備は必要で、満足度を高めようとする場合は100万円以上の設備投資は必要です。


こういったことも、地元の業者を介すのであれば適切なアドバイスを受けることが出来るのでしょうが、長野県の寒さを知らない暖かい地域の業者を介すと失敗の可能性が増大するのです。

やはり、その地域の事を良く知っている地元の業者が一番ですので、よくご検討をお願いします。

2018年10月16日火曜日

灯油価格上昇中

いや~、灯油価格の上昇が続いていますね。

10月に入って90円/Lを超えた模様です。

4年前は100円/Lを超えていたのでそれに迫る勢い。

この価格上昇に乗っかってペレットも便乗値上げをしたい気持ちもありますが、昨年と同じ価格でご提供いたしますのでご安心を。

但し、最低配達数量を変更(配達回数減)させていただくかもしれませんので、その時はご協力お願いいたしますね。😍



さてさて、近年の原油価格の乱高下で益々原油価格に左右される状況となっておりますが、これもエネルギー政策を原油に依存し過ぎていた弊害となって日本経済を覆っています。

単純にガソリン・軽油の上昇が、移動や物流費に掛かる経費が上がるというだけでなく、電気価格や暖房・給湯費の上昇も招いているので厄介な問題ですね。

この様に原油やガスの化石燃料に依存し過ぎている日本社会なのに、中々脱却できない(脱却しようとしない。いやそもそもそんな事すら考えない)日本の社会というものが思考停止になっていて末期症状の様な感じも致します。


森林を守ろう!と声は上げるも森林資源を無駄に浪費するバイオマス発電を推進したり・・・と方向性が間違っていると思われる施策もあります。


北海道の停電(ブラックアウト)を見ても分かるように、電気はとても大事ではありますが、実際の使用量以上の発電をしていないといけない訳で、その余剰分は無断な発電になる訳です。

ですので、必要なときに必要な分だけ使用する暖房方法が無駄が無い。

つまり、灯油やガス、薪やペレットでの暖房が一番効率が良いというのが当店の結論。


勿論、輸送に掛かるコストも発生するという考え方もありますが、エネルギーのベストミックス・分散化という点ではとても有効であります。


色々考えていくと、やはりエネルギーと食料は他国に依存しない体制というものが大切という結論になるのですが、何年先になるのやらと考える秋の夜長なのであります。