2024年5月16日木曜日

気密性を高めるという事


 エネルギーの使用量という観点でしか住宅が語られてないのが何だかな~。

そこにはただ国際的な流れや公約であり、単純にエネルギーコスト削減という思考しかないです。


気密性を高めた結果どうなるのか?

負の側面はないか?

この点は議論されていない様な気がします。

気密性を高める事は、常に飛行機内のような環境での生活みたいなものです。


玄関ドアの開け閉めも大変になり、高層ビルのエレベーターに乗った時のように耳がキーンとなります。

個人的にはビニールシートで覆われた家に住みたくはないかな。


多少のエネルギーコスト、多少の冷暖房のコストを削ってまで人間本来の、いや長年DNAに刻まれてきた住環境を捨て去るのがいいとは思わないのですが。


兎に角、人間の住環境の向上という観点や確固たる哲学からの生まれたのが気密性ではないのは確かで、エネルギーコストの削減から生まれたのが気密性の向上という施策だと思っております。


たかだか日本の住宅が頑張っても二酸化炭素排出量は減らせません。


と考えれば、もっと大事なモノや見つける方が重要と考える訳です。

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