薪ストーブの耐久年数は何年位か?
薪ストーブを導入しようとしている方にとって薪ストーブの耐久年数が何年位なのか?というのは大事な点です。30万円のストーブを20年使用すると、1.5万円/年になり
50万円のストーブを30年使用すると、1.6万円/年になり
10万円のストーブが5年でダメになったら2万円/年になるので、10万円のストーブは安物買いの銭失いになる訳です。
大事な視点は
◆薪ストーブの耐久年数
◆煙突の耐久年数
この二つの視点を見ないといけないと思いますが今回は薪ストーブ本体です。
煙突に関してはこちらのブログを参照してください。
ホームセンターモデルの薪ストーブ
実は薪ストーブといっても値段もピンキリで品質もピンキリです。電化製品は同じ形でもホームセンターモデルと専門店のモデルは違います。
ホームセンターモデルの内部はコストダウンが図られており、その分耐久年数は専門店モデルより劣ります。
薪ストーブの場合、同じメーカーがホームセンターモデルと専門店モデルの2種類を作っている訳ではないですが、普通の専門店であればホームセンターで販売しているメーカーの薪ストーブは取り扱いません。
一般的にホームセンターで販売している薪ストーブは金額がお安いのであらゆる面で安い素材が用いられています。
高いものは20万円以上、安いものでも5万円程度しますが、耐久年数としては7・8年持てば良い方ではないでしょうか。
特にガンガン焚くヘビーユーザーでは素材の割れなどの恐れがあるので使用しない方が無難です。
専門店モデルの薪ストーブ
一方、多くの専門店で販売している薪ストーブは鋼板製・鋳鉄製共に、たかだか数年で使用できなくなるストーブではありません。勿論、お値段としてはホームセンターモデルよりお高くはなりますが、使用されている素材はホームセンターモデルとは全く違います。
それ故、最新式の燃費の良いストーブには敵いませんが、ヨーロッパ製の古いモデル等は現在でも現役で使用されているのです。
専門店モデルでも新モデルの潮流が
一世を風靡した触媒付きストーブにも変化が訪れています。というのも、年数が経ってきて不具合が生じてきているのです。
ストーブ本体の部品が多ければ多いほどメンテナンス性は悪くなります。
部品点数が多い場合、分解整備していった時にビスが緩まない事はザラにあります。
その場合いくら専門店モデルの薪ストーブといっても結局は買い替えという事になってしまうのです。(過去ブログはこちら)
こういった欠点を解消したストーブが最新式のストーブでシンプルなストーブがベストなのです。
まとめ
という事でストーブに使用されている素材の耐久年数と、ストーブの基本設計で耐久年数が変わってきますので、安易に価格だけでストーブ選びをしてしまうと後悔してしまう結果になりかねません。では、今後のストーブ選びの参考にしていただければと思います。
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