乾燥している薪だから安心ではありません。
”薪ストーブの煙”厄介ですね。
特に住宅街でのユーザーさんは、焚きつけ時は近隣さんに配慮し、日が落ちてから着火をしているという方も多いかと思います。
そして、これから薪ストーブを導入しようと考えている方は、近隣さんからの”クレーム”を気にされている方も多いかと思います。
煙を出さないためには、乾燥している薪を使用することは大前提ではありますが、実はカラッカラに乾燥している薪を焚き無色になっている煙でも、実は多少なりとも煤は排出しているのです。
煤は車の屋根やボンネットにも落ちます。
その無色の煙に混入している煤は、風が吹けば広範囲に飛散していくのですが、無風状態であれば煙突付近に落下するため、煙突付近の車の屋根やボンネットには結構な量の煤が付着してしまいます。
近隣に薪ストーブユーザーがいなければ特定は簡単。
そして、その煤はほっておくと容易には取れない位に固着してしまうのです。
これがマイカーであればまだ納得も出来ますが、近隣住民からのクレームであればあら大変。
どの様な顛末になるかは想像にお任せします。
上記の事を踏まえれば、住宅密集地で薪ストーブメーカーの表示している排煙量を気にせずにストーブを選定するという事は大変怖い事ですし、薪ストーブ販売店さんもあまり指摘はしない箇所です。
近隣配慮にも予算を
何かと、ピンキリの薪ストーブ予算ですが、近隣住民とも良好な関係で薪ストーブを使用していくには多少なりとも予算が掛かってしまうのは致し方ありません。
煙突性能も一定以上の性能が必要ですし、薪ストーブにも一定以上の性能が必要です。
その一定上の性能はお金で買う事が出来る訳です。
ですので、安ければいいという考え方は薪ストーブに関しては当てはまらないと当店は考えます。
薪ストーブ文化が根付いていない日本だからこそ、購入前の各種調査は大変に重要な部分になる訳です。
0 件のコメント:
コメントを投稿