2020年3月3日火曜日

山を持っているので薪ストーブを・・・

よく、『山を持っているので薪ストーブを導入したい!』という方がいるんです。(1年に一組くらい)

そこから色々聴いていくと、結局のところ自分で薪を作り暖房代を節約したいというだけの場合がほとんど。

純粋に薪作りを含めた薪ストーブライフを楽しみたいという訳でも、自分の山を守りたいとかではないのです。


自分で山の木を切る
 ⇓ 
トラックなどに乗せる
 ⇓
山から搬出
 ⇓
薪にする (薪にして搬出でもOK)

という工程がどれほど大変か?
しかもほぼ毎年のことで、軽トラで数台分は必要です。(数年分切り出せば別ですが)

この大変さが普段から玉切り・薪作りをしたことが無い人は想像が出来ないんですね。

また、暖房代の節約という観点から見た場合、チェーンソー代や軽トラの維持費、はたまた切り出しに伴うけがのリスクが分かっていない。(最悪は死亡事故も・・・)


経験上、原木の玉切りと薪割りで年間7日前後の作業日数は必要です。(作業時間は丸1日でなく半日程度)

この7日間プラス、山の中の立木を倒木する時間が必要なのです。


となると、普通の人では1年で断念するのが目に見えています。


薪ストーブ仲間と一緒に行うのならまだ気分も上がりますが、一人でこの作業工業を何年も続けるのは気力と体力的にも僕には無理。


ここに書いた以外にも、割った薪を薪棚に積んでいく作業も結構な労力。

他にも焚き付け材を集めて・・・

などなど、ここまで読んで大したことないと思った方は、問題なく薪ストーブライフを楽しめます。
また、薪ストーブだけでなく薪風呂も導入した方がガス代も節約できかと思います。

どちらにせよ、導入する薪ストーブは燃費の良い薪ストーブが宜しいかと思います。



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