2021年11月6日土曜日

茹でカエル状態か!

 ここのところ報道されている各種製品の値上げ。

小麦粉をつかった製品から原油、木材まで、異様と言っていいくらいの値上げラッシュ。

これは生活に大打撃deth。


ペレットもこの春頃からの”ウッドショック”により10月から値上げをいたしました。🙏🙏

原木自体が値上がりしているので、当然薪も値上がりしております。


いきなり始まった値上げラッシュに見えますが、時期は前後有れど、これは以前から予想はされていたことなのです。


というのも、日本の物価は30年前と変わっていないにも関わらず、世界の主要先進国は毎年2%程度の物価上昇率を達成しています。(物価上昇率の推移は”物価上昇率 グラフ”とでもググってもらえば簡単に出てきます)

しかも、アメリカと中国に限っては他国と比較して驚異的な伸び。


日本もかつてはラーメン1杯50円とか、公務員の初任給が1万2千円とか言ってた時代から、ラーメン700円(高いのは1000円)で公務員の初任給20万円前後まで上昇しましたが、ここ30年はほとんど変化なし。


ではこの30年日本が何を行ってきたかというと、工場の海外移転や正社員から派遣社員の切り替え、安いモノがいいという傾向を浸透させ、観光立国やクールジャパンといった日本が培った技術を否定し、平和が一番などと言いながらデフレ化政策の推進を行ってきたのです。


しかし、ご先祖様の築き上げた戦後の日本経済も、30年もの間、茹でカエルでいた日本人を救えるほどの力はありませんでした。

30年何も考えず、ただただぬるま湯に浸かってテレビのワイドショーを見ているだけでは、強欲な世界各国を相手に戦う事は出来ません。


気付いてみれば、世界各国は遥か先に走り去っていました。

そして世界の強欲な国は、この茹でカエル状態の日本から何をむし取れるか考えているのです。






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