最近よく聞く言葉
燃料代(薪、ペレット)が安くなればな~。
結論から申しますと安くならないし、安くなってはいけないのです。😅
何故なら、円という通貨が明治から始まって昭和まで、基本的には経済成長と共に物価が上がり、お給料も上がってきたからです。
別に経済学を学ばなくとも理解できる話で、昭和の頃のラーメン1杯50円とか100円の時代を経て、500円、800円と上がってきたし、公務員の初任給が1.2万円とかの時代を経て、15万円、20万円と上がってきた訳であります。
その他の物価も昭和の20年代30年代と比べれば当然の様に上がってきたし、物価の優等生と言われた”卵”さえも最近の値上がり幅は以前とは比べ物にならない位の勢いで値上がりしております。
そんな中、何故薪やペレットの燃料代が下がると思うのか?いや下がった方が良いと思っているのかがちょっと理解できない・・・。
今後、何かしらの技術革新や世界的な価格暴落が起きれば可能性は無くもないのでしょうが、今や世界でも有数な物価の安い日本でこれ以上薪やペレットの値段が下がるはずもない、というのが私の意見であります。
もちろん、価格が下がればいいというのは率直な感想であるので、立ち話程度の時間の中で上記の様な流れで論破したところで建設的ではないのは分かります。
結局、何故そう言った思考になるのか?と考えると、この30年続いたデフレ経済、成長しない経済、モノの値段も給料も上がらない日本経済が続いたことでそういった思考になってしまう訳ですね。(ここ重要👀)
ですので今日本人が思考変化をしないといけないのは、モノの値段を下げるという発想でなく、給料が上げる以前の様な世の中にしましょうという事なんです。
つまりデフレからの脱却という事。
宜しいでしょうか?重要なので再度書きますね。
モノの値段を下げるという発想でなく、給料を上げましょうという発想への転換です。
では、今回はこの辺で。👍
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