令和元年8月22日に岐阜県の豊実精工様の本社及び本社工場へ訪問したのでご報告いたします。
今年の7月から当店で取り扱いをしております、ドイツの【オルスバーグ】の商流が豊実精工様へ移管されました。
この件をきっかけとして、豊実精工様の工場訪問を行う事となりました。
豊実精工様といえば【ペレスター】の製造販売をしている国産ペレットストーブの牽引者のひとつ。
薪ストーブ型のペレットストーブは根強いファンがいます。
現在発売中の現行型ペレットストーブも大変良いストーブなのですが、新型ストーブを開発が大変いい感じに仕上がってきているらしいです。
ドイツ製の排気成分等を計測する計器を使用し、ストーブの性能を測定しています。
弱運転で燃焼効率が92~93%程度、排気温度が70℃程度の数値ですので、大変燃焼効率が高いことが分かります。(一般的には、燃焼効率が悪いと排気温度が高いのです)
排気温度が低いという事は、熱を室内に取り込む能力が高いという事なので、燃費の良い運転が出来るという事。燃費の良い運転が出来るという事は燃費の悪いストーブに比べて燃料代が掛からないという事です。
こういった燃焼効率の数値をみても、日本のペレットストーブの実力が向上しているのが分かりますね。
上写真は外装が付いていない状態なので、全体的なデザインは正式発表があるまでお待ちくださいませ。
ペレスターといえば、優美な外装色が魅力のひとつ。
その外装色で重要な工程が鋳鉄の下地処理とホーローの吹付作業です。
この作業は日本の職人さんの腕も見せどころです。
焼き入れまでの一連の作業も細かな作業で一つ一つ丁寧に心を込めて製品を作っていくのです。
今回の訪問の動画は近日中に当店ユーチューブにアップ予定ですので乞うご期待。
ではご案内いただいた豊実精工様の皆様、貴重なお時間いただきまして有難うございました。
日本のペレットストーブ業界をより一層盛り上げるよう頑張りましょう。
0 件のコメント:
コメントを投稿