松本市上高地にある『氷壁の宿徳澤園』様で『PIAZZETTA P955』の設置が完了しましたのでご報告いたします。
9月上旬の松本市街地の日中は25℃前後でまだ夏の陽気ですが、標高1500mの上高地はすでに秋です。
車の中の外気温計は3℃と長袖シャツと上に羽織るものがないと寒いです。
徳澤園様まで車で行く場合、上高地の梓川の右岸の治山道路を通らないといけません。
デコボコ道なので運転に集中しないと車酔いします。
徳澤のキャンプ場へ到着。秋の澄み渡った空に明神岳が映えますね~。
前回設置した『P961』は外来食堂に設置させて頂きました。
氷壁の宿 徳澤園様と当店のお付き合いのきっかけは、当店が郵送したDMを見られてご来店いただいたことによります。
しかし、お話をして行く中で結構つながりがあるような無いようなことが・・・。
というのも、3~4年前までは山岳小説には興味がなかった私ですが、ふと手にした井上靖作『氷壁』を読み深く感動してしまいました。その『氷壁』の舞台がここ徳澤園様だったのです。
また、一応副店長の嫁の伯父が勤めていた銀行が現在の『氷壁の宿 徳澤園』様の事務所になっていたのです。
そんなこんなで勝手に縁があると感じている店長ですが、今年は 氷壁の宿 徳澤園様に PIAZZETTA『961』『955』とさいかい産業MT-311 SUMITAの計3台を納品させて頂きました。
(MT-311 SUMITAの設置報告は後日行いたいと思います)
そして今回の設置場所は宿泊者用の玄関への設置になります。
玄関に入って左のサッシガラスを貫通させて、煙突を外部へ出します。
そのため、既存の網入りガラスをポリカーボーネートという材質に変えて煙突用の開口をあけますが、まずは煙突貫通場所の位置を決める為の仮設置を行います。
ストーブの詳細位置を徳澤園様に決めて頂き煙突の工事に入ります。
詳細位置が決まり、煙突の貫通場所を穴あけします。
その後貫通部分にステンレスの目隠し材をセットし、その周りから雨水が入らないようにシーリングします。
目隠し材の中には断熱材を入れポリカへの熱伝導を少なくします。
今回設置の『P955』ですが、本体の基盤に少々問題があり基盤交換の後に試し焚きを行いました。
標高1500mでは平地から比べると酸素濃度が約20%減ります。
そのためのセッティングも行い無事完了です。
綺麗に燃焼しています。
外装タイルの色『テラ』とストーブの両脇にあるイスがいい感じに配置されています。
燃焼も問題なく無事完了です。
帰りに軽く写真撮影。
上高地へお越しの際は『氷壁の宿 徳澤園』様 http://www.tokusawaen.com/
でPIAZZETTA『961』と『955』で身体を温めて行っていただければと思います。
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