薪で沸かすお風呂があるのをご存知ですか。
知り合いのK大工の家はこの薪風呂なのです。
五右衛門風呂といわれるのは、ドラム缶や風呂の床部分の鉄板を薪を焚いて沸かすので、すのこ等を足で押し沈めないと熱くては入れませんが、薪風呂はこんなことをしなくても大丈夫。
原理簡単です。浴室の外に火室を設け、そこで沸かしたお湯が風呂釜へ行き、風呂釜の冷たい水が火室に来るというものです。風呂釜は火室への配管が上下に二つ付いているので、自然に風呂釜と火室の水が循環します。
しかし、最大の欠点?が、お風呂に入る前に風呂釜の水をかき混ぜないといけないのです。
なぜなら、手でお湯の表面を触ると熱いのですが、下のほうは水の場合があるので、かき混ぜてみたらまだ冷たかった、なんて事が私の小さい頃にはありました。
しかし、ほんの少しの手間と薪集めと火を焚く手間を惜しまなければ、燃料代はただ同然。当然、十数年後には100万円以上の差が出ます。
薪ストーブと同じで、下記のように熾き火が出来れば、温かさも長持ちします。
電気温水器や給湯器のような手軽さもいいですが、長風呂してもお湯が冷めない薪風呂もいいですよね。平日と休日で、切り替えが出来るタイプがあれば楽かもしれません。
自宅に露天風呂を作るなら薪風呂がいいかもしれません。
露天風呂で1杯やるというのもオツですね。
この薪風呂ですが価格は本体で5万円弱、配管費用を入れても10万円いかないでしょう。
薪(針葉樹でOK)の調達が困らない、燃料費・電気代を削減したいという方、検討してはいかがでしょうか。
なお、設置工事については当店でも承っております。また、ロケットストーブでの製作も検討しておりますので、お気軽にご相談ください。
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