実は先週ペレットストーブ工業会の総会なるものがありまして、ペレットストーブメーカー(輸入業者含む)と販売店の集まりの会なのですが、ちょっと衝撃的な発言が会長さんからあったのでびっくりしてしまいました。
コロナ明けから国の各役所と打ち合わせを行ってたらしいのですが、『ペレットストーブがここまで認知度がないとは知らなかった…』という発言があり、あっけに取られてしまったのであります。フウー
何故びっくり発言かという点ですが、欧州では年間60~70万台のペレットストーブが販売されているようです。
薪ストーブとペレットストーブの販売比率ですが、体感的には4:6とか3:7でペレットストーブが売れているらしいので、トータル100万台前後は売れていると推測できるわけです。(比率はあくまで体感的にね)
欧州の人口がざっくり7億人で100万台とすると、0.1%の割合で販売されているという事と、欧州も暑いところから寒いところまであるので、日本とはさほど気象条件が違わないと設定すれば、日本の人口が1.2億人なので12万台の薪ストーブ・ペレットストーブが販売されていても不思議ではない訳です。
ですが、現状両ストーブ合わせても1万台行かない程度で、日々販売の現場に立っている者としては一にも二にも認知度が上がらないと~と思っている中、これで認知度があると思っている人がいるのかと感覚の相違を感じたのです。
ただ、当店的には認知度が向上しても認知度と比例した販売段数にはならないと思っていて、プラスアルファ以上に灯油や電気よりも安くて暖かい、1台で家全体が暖まる、といった要素がないと経験上厳しいのが現実なのです。
ですので、何をどこから見れば認知度があるのか分かりませんが、現実を無視した先を行きすぎた感想だな、めでたいもんだと感じた次第ですね。
では、また次回をお楽しみに
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