今回の重要な報告は昨年末に起こった着火時の爆発事故の件です。
事故の内容としては、着火時の爆発によってストーブ扉ガラスが吹き飛び、手を縫うけがをされたのと、対面ドアのガラスも割れてしまいました。
原因は給気レバーを絞って使用をするという間違った取り扱い説明をしていて、それにより燃料供給量と給気の供給量のバランスが崩れて爆発に至ってしまったのです。
※事故が起こる前から間違った使い方をしていたとの事で、この程度で済んでよかったとも言えますが。
発注形態は
①お施主様 ⇒ ②地元工務店 ⇒ ③薪ストーブ店 ⇒ ④ペレットストーブ店 となっていて、①のお施主様は一番重要な④ペレットストーブ販売店と接点を持たず使用を始めてしまいました。
使用前の取り扱い説明は③が行ったのですが、薪ストーブを専門に取り扱うお店だったために間違った取り扱いを説明しいたようです。(ハッキリ言って適当な説明らしい)
当店の発注形態でもお施主様との間に建築業者が入る場合はありますが、導入を検討されるに当たり重要な事がお施主様に伝わっているか不安になることもあります。
ましてや、今回はペレットストーブの事を全く知らない薪ストーブ店が間に入っていることが事が大きくなってしまった原因となってしまったのです。
今回のケースの様に、ちょくちょくと○○の薪ストーブ店からペレットストーブを購入したという事を聞くことがあるのですが、薪ストーブとペレットストーブの構造は全く別物です。
ですので、薪ストーブをメインに取り扱っているお店にペレットストーブは注文をしないことが賢明ですね。
今回の事を受けて
①ガラス掃除をしても直ぐにガラスが黒く煤ける場合は販売店に連絡を入れる。
(機種やペレットによっては数時間で煤ける場合や、ガラスの一部が煤ける場合がありますが、この様な煤け方は正常の機種もあります。)
②機種選定や販売店の選定は工務店任せにしない。
といった事が重要かなと思います。
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