2015年1月9日金曜日

ペレットストーブによる全館暖房(マルチフォーコ)システム計画進行中(最後)

年末に設置したM様邸のPIAZZETTA『P961』での全館暖房システムの最終報告です。



1/7、設置から約12日間経った中で、オーナーのM様へ使用感をお聞きする為ご訪問。


メンバーはPIAZZETTA輸入元のグリーンフッドの野坂さんと埼玉の販売店のエンフリー金子さんとエコレットカンパニーの高山さんです。



M様のお母様が昼間も在宅されている為、夜間以外はほぼ焚き続けているとの事です。


ストーブがあるLDKは室温約20℃。
これで火力が最小です。

PIAZZETTAのマルチフォーコシステムは、ストーブ下部に温風吹き出し口が付いているので、フローリング表面が暖かいのです。



お部屋の床と天井付近の温度差を解消できます。もちろん床暖房など不要。


ストーブ背面から床下にダクトを配管してます。




温風の吹き出し口は全部で3箇所。

下の写真は1階の和室です。1階の床下から温風ダクトが立ち上がってきています。
間取り上、この部屋だけ吹き出し口が天井下になってしまいました。





こちらは、和室の隣の寝室です。

ストーブの火力は最小の火力ですが、室温は約20℃で温風ファンは最弱で70℃以上出ていてほんのりとした暖かさがあります。

温風ファンを強くすると暑すぎるとの事です。


エンフリーの金子さんが持参した温度計で測定しています。(用意が良い~)



ここは2階の子供(孫)部屋。 吹き出し口は1箇所です。


扉が閉まっていた状態だったのですが、こちらも中に入るとホンワカ暖かい!

トーゼン補助暖房などは不要です。




国内でPIAZZETTAによる全館暖房システムはM様邸で初めての事例になります。

ヨーロッパでは当たり前のこのシステムも、なぜか日本ではほとんど普及していません。
床暖房や蓄熱暖房機など、効率が悪く環境問題を無視した暖房機を買わされていたユーザーがいると思うと可哀想でたまりませんな~。



そんな中、こちらのM様邸は1階2階合わせて約54坪の広さになりますが、家のどこにいてもヒートショックがない暖かさにはM様も大満足のご様子でした。



最後にこの全館暖房システムを採用いただいたM様には心から感謝いたします。(涙・涙です)

これからもペレットでのエコと地域活性に全力を尽くしていきたいと思います。

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