2013年7月2日火曜日

木曽上松町の製材所見学

6/29に木曽上松町の製材所『株式会社 桶数』様へ行ってきましたのでご報告いたします。


㈱桶数様はロケットストーブ仲間のK社長の紹介で、製材所の見学をさせてもらうことになりました。

住宅の建築現場に行くと、そのほとんどが長野県以外で産出された木材が使われています。
そして使用されている木材は、中四国産のなどが多かったりして、「地元の木」をなぜ使わないのか?という疑問は前々からありました。この辺の疑問も解決したかったのですが・・・。


上松町は日本三大美林といわれている「青森ヒバ」 「木曽ヒノキ」 「秋田スギ」の一つである、木曽ヒノキの産地です。
木に関わる仕事柄、上記の三大産地は知っていたのですが、上記の《三大美林》は自然林だそうで、このほかに、《三大人工美林》といわれている産地が「天竜美林」 「尾鷲美林」 「吉野美林」といわれているそうです。(勉強になりました)

工場入り口の駐車スペースに車を止めて、工場内に入っていくとヒノキの香りが充満しています。

工場内は製材の為の機械と、それぞれの用途に製材された材木が所狭しと並べられています。



こちらは丸太を切る機械。大きな歯がついています。


木曽ヒノキでも『天然ヒノキ』と『人工ヒノキ』があります。
天然林で育った木と、人工林で育った木で木目が変わってくるのだそうです。

そこで問題。
下の写真でどちらが『天然ヒノキ』でしょうか?








答えは上の写真が『天然ヒノキ』です。
木目の詰まり方が明らかに細かいです。
この違いは日のあたる場所で育ったか否かです。
この木目の詰まり方が製材後の狂いに関係してくるそうです。

工場ではこのほかに集成材・合板の製作も行っています。(下写真)

住宅が洋風化や大手ハウスメーカーの台頭してきたことによる木材の需要が低下で、製材加工で出てきた端材も、このような用途にも加工していかないと経営的に厳しいとのこと。



木と共に生活し、共存してきた日本人です。
現在の主流である柱や梁を隠す家もいいですが、昔ながらの大壁仕上げや、無垢のフローリングを使用するだけで、木の調湿作用や木の感触で大変気持ちのいい家になります。

オール木曽ヒノキの家というのも高価な建物になってしまいますが、要所要所にこのような木曽ヒノキを使用する家もいかがでしょうか?

当店では、このような木の香りのする家のリフォームも行っています。
この㈱桶数様へのご案内も出来ますので、リフォーム・新築をご検討の方は是非一度ご相談ください。
因みに前述の店主の疑問は、当店までお越しいただければお教えいたしますよ。