2025年8月29日金曜日

確率は交通事故以下?

 

東京都では新築の住宅に太陽光発電施設の設置が義務化されるとか

化石燃料を取り扱う会社は太陽光発電施設の設置が義務化されるとか議論されていますが、太陽光発電に関しては、そもそもの議論というか負の部分、デメリットを周知できているのか?ここが結構重要なのではないかと思っております。


一例があるので、検証してみましょう。



昨年10月に起きた上田市の某工場での火災ですが、公には作業棟内での充電ドライバーのバッテリーからの火災と推定されています。

が、公(消防や警察)からの発表前には、某工場の社長が電気系統のトラブルの可能性というコメントもあります。


火災発生が夜8時半頃。

太陽光パネルは発電をしていない時間帯でしょう。


作業終了後に充電ドライバーを充電し、会社(作業棟)に人がいなくなってバッテリーが爆発したとみるのが自然かなと思います。



火災の発生原因としては、リチウムイオンバッテリーの爆発の可能性が高いという公的な発表しているが、非純正品である互換性バッテリー以外の爆発はほぼ無いというのが現状なので、作業で使う充電ドライバーが非純正品である互換性バッテリーを使っていたか否か、という点の調査、報道も必要なのではないかと思います。


今年の4月に三重県の工場では、太陽光発電の配線からの火災も発生している。

(気になりません?)



次に、画像や映像から推察です。

作業棟内で充電してあった充電ドライバーのバッテリーからの出火となると、延焼の順番として、作業棟内の壁や天井⇒屋根材⇒屋根上の太陽光パネルという順番になると思うのですが、画像や映像を見ると、屋根材が燃えているというより、太陽光パネルが先に燃えている感が強い気がします。


つまり、某工場の社長が当初にコメントしている通り、太陽光パネルやそれに伴う配線機器からの出火の可能性含めてという意味もあると思うのですが、この点は火事の専門家ではないので確定的な事は申せませんが、太陽光発電にはそれ単体の火災発生の危険性はある訳で、太陽光発電を進める側がそれらのデメリットも説明し、納得した上で設置をしているのか甚だ疑問であります。


現状としては、補助金があるとか、電気代が安くなるとかのメリットの説明しかしていないのが実情ではないでしょうか。



太陽光発電事業への何らかの補助が始まって25年以上経ちます。


そろそろ太陽光パネルを検討する側もブームに踊らされずに、キチンとした専門知識をつける時期ではないでしょうか。

どういった地域で作られているか、なぜこんなにも日本で推進されているのか、他国は太陽光発電に否定的な流れになっている等々、日本のオールドメディアでは報道されていない情報を取りに行くことも重要です。



火災の確率は交通事故以下、との指摘もありましたが、全国の太陽光パネルの設置割合や火災発生件数と交通事故の際の損害割合を勘案すれば、交通事故以下の確立といって放置していい問題でもない気がします。


今後設置を検討している方につきましては、熟慮に熟慮を重ねることをおすすめします。